Huluで見れるホラー・サスペンスドラマ

X−ファイル-超常現象に挑むFBI捜査官ドラマ

X−ファイル

FOXテレビ製作の大ヒットテレビシリーズがX−ファイル。
昔見ていたという人も多いのではないでしょうか。

 

9年間続いたシリーズのファースト・シーズンは、
FBIに保管されている解明不能の事件ファイル、
X−ファイルに挑む捜査官モルダー捜査官の暴走を抑えると同時に、当局に状況を報告する”監視役”として、
コンビを組むように指令されたスカリー捜査官だったが・・・

 

超常現象が絡んだ事件の数々、
思わず息を呑む展開です。

 

高視聴率と人気を誇った理由が充分理解できます。

 

Huluの海外ドラマの中でも、一見の価値あり。

 

やっぱり見直してみるとこの凸凹コンビは最強です…

 

最後あたりのシーズンになると話が滅茶苦茶というか支離滅裂になる点がマイナスではあれど、なかなか渋いエピソードもあり「24」や「プリズン・ブレイク」「HERO」など最近のシリーズ物とは比較にならないくらい面白い…という人もいます。

 

映画もスカばかりだが、ハマってしまうと無視できないもんで観てしまいます。

 

どちらにしてもTVシリーズに目を向けるきっかけになった思い入れの作品群です。

 

1stシーズンがやはり一番面白かったかも?

 

いわゆるオカルトや超常現象を追いかけるFBIの男女コンビの話ですが、そのメインストーリーにあるのはUFOによるアブダクト、そしてエイリアンとの交渉をアメリカ政府が隠蔽してきたという陰謀史観。

 

もともとUFOに対する感情というのは、アメリカ人、アメリカ映画にとっては伝統があるんです。
これはもう民間信仰といっていいものなんでしょうね。

 

そこに陰謀史観が重なり、SFミステリーホラーというスタイルになっています。
この原型には、かつての人気テレビシリーズ『ミステリーゾーン』(原題・トワイライトゾーン)があります。

 

またアメリカ人の集団心理には、自分たちは先住民を殺戮し、土地を強奪し、アフリカ人を奴隷として労働させたたヨーロッパ人の末裔である、そしてその罪をいつかは償わなければいけないという原罪意識が恐怖・不安とむすびついています。

 

それがポーやラブクラフトというアメリカ文学の、またスティーブン・キングのホラー小説の根幹にあるものです。

 

アメリカ映画であるいはテレビドラマで、くりかえしエイリアンによる地球侵略がテーマになるのは、そういう恐怖心から避難する心理的補償行為ということでしょう。

 

このXファイルは、その総決算ともいうべきシリーズです。

 

アメリカのエンタテイメントだけでなく、アメリカ社会史、アメリカ現代史、アメリカの大衆心理に興味のある人にとっても、有益なテキストになることはまちがいないです。

 

なお日本の人気テレビシリーズの、阿部寛と仲間由紀恵の『トリック』は、このXファイルのパロディーと考えるのが正しいでしょう。

 

合理主義の国のアメリカがこのようにオカルトを無意識に熱望し、オカルトに寛容な国の日本が、こんなふうにオカルトを茶化すというも、それぞれの集団的無意識(ユングのいうところの)の投影といえますね。

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